君が悪いんだよ
僕がこんなに愛してあげているのに
ルルーシュのことばかり話すから
君が悪いんだよ
「ちょっ、スザクっ」
学園内の一室
蛍光灯も切れかけの薄暗い教室の中で、は必死に迫ってくるスザクの胸を押し返す
しかし軍人のスザクにそんなの抵抗が利くはずもなく、余裕の表情で笑みを零した
「がいけないんだからね」
「何言って…っ!」
眉間に皺を寄せて、ぎろりとスザクを睨む
大きな瞳で睨んでも、そんな仕草だって彼を興奮させているのには気づかない
「スザクっ、いい加減に」
「するのはだよね」
いつもと変わらない口調のはずなのに、何故か怖いと感じる
笑みを浮かべているのに、スザクの目は笑っていなかった
自分の胸を押し返す細い腕をぐっ、と掴むと、そのまま後ろの机にを押し倒す
膝が机の淵にあたりかくん、と折れる
それをいいことに、スザクはの足と足の間に身体を滑り込ませた
「…忘れないで、は僕のだよ?」
翠の瞳が細められる
その後すぐに、唇を奪われた
いつも激しいキスも、この時ばかりは更に激しいものだった
短く吐かれる息も、呑みきれなかった唾液も、全て全て飲み込むようなキス
右手で強引に開かれた唇に、素早く舌を入れると、スザクは文字通りかき回すように口内を荒らす
「…ふぁっ、んん」
申し訳程度に微かな隙間から酸素を取り入れるだが、それに気づいたスザクはぐん、と顎を掴んで自分のほうに顔を向かせる
微かな隙間も飲み込まれ、再び酸欠を起こしそうなキスが繰り返された
くちゅ、と唾液と唾液が交わる音も、その時は大きなものとなる
「…はぁっ」
「…っ、はっ」
銀の糸を繋げながら、スザクはようやく唇を離す
体力馬鹿といわれているスザクでさえ、肩で呼吸しているのだ
は、ぼぅ、とする頭の隅でスザクの左手が服に掛けられるのを見ていた
「ん…っ」
ボタンが全て外され、露になる白い肌
膨らみを覆い隠すようにつけられている下着を取り去ったスザクは、剥き出しになった胸に舌を絡めた
淡い桃色の突起をちゅっ、と吸い上げると惜しみなく聞こえる可愛らしい喘ぎ声
それに薄く笑みを浮かべたスザクは、空いている片方の手でもう一方の突起を親指と人差し指で潰した
「んぁあっ、」
強い刺激に、眉を顰めたは、ぎゅっとスザクの制服を掴む
そんなのも気にしないスザクは、口に含んでいる突起を甘噛みした
快感を通り過ぎ、痛みを与えたのか、は小さく涙を零した
そんなの涙を荒っぽく舐め取ったスザクは、突起を吸い上げながら、右手をスカートの中に忍ばせる
びくり、と反応を示すだが、絶えず与えられる胸の刺激に溺れ、声を発する事もままならない
「…すざっぁ、やっ…ふぅ」
「何が嫌なの?こんなに濡らしてるくせに」
下着の上からでも分かる、湿り気のもったの秘部をつん、と擦る
背中を軽く浮かせ、は目を見開く
太ももと下着の間から長い指を差し込むと、くちゅり、と水音が響いた
指先に感じる粘着質なものに、スザクは中心に熱が溜まるのを感じた
ひっかくように愛液を掻き出せば、はいやいや、と首を横に振る
「んぅっ!やだぁ…」
「よく言う、感じてるくせに」
「なんで…っ、はぁ、んあ」
太ももからだらしなく垂れる愛液を指で掬うと、そのままの顔にもってくる
顔を真っ赤にして、はぎゅっと目を瞑った
するとスザクは、愛液でべたべたの指をおもむろにの口に突っ込んだ
いきなりの事に、はむせ返るがスザクがそれを許さない
口内を掻き回す指に、は更に涙を零した
「舐めて」
低く言い放ったスザクは、くん、と指を奥まで入れる
喉をつかれ、しかし一向に口内を抜けない指に仕方なく舌を絡ませた
が自分の指を舐めている間にも、スザクは絶え間なく愛液の流れる秘部にもう片方の手の指を使って、そこをぐちぐちと弄る
決して奥まではいれずに、浅い位置で抜き差しを繰り返した
「ふぅ、ん、…あ」
びくびくと麻痺している秘部は明らかにそれ以上の快感を待っている
しかしスザクは思うように舌を絡ませないが不満なのか、僅かに眉間に皺を寄せて彼女を見下ろした
だが体力もなく、刺激を与え続けられる彼女にはこれが限界だと悟ったスザクは、くちゅ、と指をの口内から抜き出す
そしてそのまま、自身の唾液で濡れている指をいきおいよくナカに差し込む
ぐちゅり、とわざと卑猥な音をたて、ナカを彷徨うように指を動かした
「あ、んう」
やっと求めるような刺激が与えられ、は暫し快楽に溺れた
だが急に指を抜かれ、喪失感に涙が零れそうになったは、潤んだ瞳でスザクを見つめる
「スザクっ…」
「だけ気持ちいいのは、ずるいよね?…だから僕の質問に答えてくれたらいいよ?」
貼り付けられる冷笑に、はぞくりと背筋が凍るような感覚に陥った
「…、今のナカ、何本入ってると思う?」
「なっ…ひゃぁっ、んやっ」
言葉と同時に、最奥をつかれる
尋常ではない指の動きに、の思考は完全にストップした
だがしかしスザクはほら早く、と答えを急かす
「そんなっ、ひあ!…んん、いっ、一本…」
正直一本であってほしい、というの思いだった
スザクはの言葉を聞くと、にやり、と笑みを浮かべ、更にもう一本指を差し込んだ
「そっか、は一本分の刺激しか感じないんだ」
「ちがっ、やぁっ!」
「敏感だと思ってたのにな」
激しすぎる指の動きに、限界が近づくのを感じる
そしてスザクの指がある一点をかすめた瞬間、は背中を反らして達した
肩で息をするを、つまらなそうに見下ろすスザクの口からは残酷な一言が漏れる
「誰がイっていいって言った?」
「…く、ん…はぁ、はぁ、だって…」
「だって、何?」
いつものスザクからは想像もできないような表情と声色
は彼が純粋に怖いと感じた
「ごっ、ごめ…」
謝罪の言葉を述べようとしても、イったばかりで敏感になっている秘部に違和感を感じて、は途中で言葉を詰まらる
腰を強く掴まれたかと思うと、スザクはそのままずん、と自身を引きつるの秘部に埋めた
じゅぷじゅぷとスザクを飲み込んでいく
包まれるような刺激に、スザクは辛そうに目を閉じた
そして数回瞬きをすると、掴んだ腰に力を入れ、激しく突き上げる
「あああっ…!」
強い力により、の身体はスザクの腰の動きとともに上下に動く
背中に机がこすれ、痛みを伴ったが、しかしそれ以上の快感が絶え間なく襲ってくる
一々内壁に擦り付けるようにのナカを進んでいくスザクに、彼の背中に思わず爪をたててしまった
「ったぁ、」
歪められる彼の表情
しまった、と思ったときにはもう遅い
今までで一番強い力では突き上げられた
「ふああ、くうっ…」
再び頭の中にちらつく白い閃光
限界が近いに気づいたスザクは、最後と言わんばかりに、最奥をずい、と突き上げる
一回、二回、
そして三度目の突き上げ時に、は短い悲鳴をあげて達した
ぎゅう、と考えられないくらいの力で締め付けられ、スザクも後を追うように達した
「くっ…」
のナカで欲を放ったスザクは、ずりゅり、と自身を抜き出す
先端には今しがた彼女の中で放った白い液が付いていた
「…」
焦点の合わないの黒い瞳
その瞳には涙が溜まっていて、勿論頬にはくっきり涙の後が残っていた
「…ごめん」
彼女は反応を示さない
否、示せないのだろうか
細い身体をゆっくりと起き上がらせてやると、自分が取り去ったブラウスをそっとかけてやる
今だ視線を交えてはくれない
「、ごめんね」
「うん」
「ごめん」
唱えるように呟き、彼女の首筋に顔を埋める
「す、ざく」
「何?」
「スザクはあたしのこと好きなの」
震える声に、強く頷く
抱きしめる力を更に込めた
「痛いよスザク」
「好きだよ、好き、大好きだよ」
だけど好き過ぎて不安になるんだ
もしかしたら、ルルーシュのところに行ってしまうんではないだろうか、と
こうやって身体を重ねないと確認できない
「ごめんね、」
「うん」
言いようの無い不安感と罪悪感に埋もれ、スザクは暫くの間を離そうとはしなかった
終わり方微妙すぎす
駄文申し訳ございませんでした(土下座)