ジノとスザクなまさかの3P。ごめんなさい
ふざけるな、女性の高い叫び声が響いた。
「やめろっ!スザク!ジノ!放せっ」
「あーまた口が悪いよ、?」
「馬鹿者っ!お前達がこんなことするからだろ!放せ!」
「絶対放すなよ、スザク」
「勿論」
にやりと後ろで笑って見せたスザクに殺気立つにジノがにへらにへらと笑みを零した。突然だった。メンテナンス兼シュミレーションを終えたを待っていたのは不気味な笑みを浮かべたナイトオブスリーとナイトオブセブン。嫌な気がしないはずなかった。慌てて逃げ出そうとしても男二人に押さえつけられはこうして見知らぬ部屋に押し込められたのだ。ベッドの上で後ろからスザクに羽交い絞めにされているの目の前で愉快そうに椅子に腰掛微笑むジノ。は気高い猫のように全身から殺気に似たそれを醸し出し、眼前のジノを射殺さんばかりに睨みつけていた。
「大体!いきなりなんなんだ!」
は幼げな外見に似合わず口が悪い、というのがナイトオブラウンズ全員の見解だ。男勝りな性格の彼女は黙っていればそれこそ人形のような容姿だというのに、口を開けば毒をこれでもかというほど吐くだけ吐く。馬鹿、から始まり、死ねとかクズとか豚とか、まさか同僚に向けるような言葉だとは思えないものばかりである。身長が低いだけにあまり威力はないものの、真ん丸い瞳が吊り上げられ可愛らしい口元から耳を塞ぎたくなるような台詞が飛び出れば誰でも泣きたくなるものだ。
「そんなにお仕置きたーいむ」
「…はあ!?」
「まあつまりには口で言うだけじゃ意味ないってこと、」
すぐ後ろで聞こえた声音に再び血が上る。きっちりラウンズ服を着込んだ二人に対しては黒のインナーにショートパンツのみ。羞恥を感じるのは致し方ないことだった。そうしてがっちりと筋一本も動かせないほど後ろからスザクに腕を拘束され
身動きすら出来ない。言うならば多少足をばたつかせる程度だろうか、しかしそれもジノの長い腕がぬっと伸びてきて足首を掴まれてしまえば意味など無い。細い両足首を掴んだジノは再びにっこり笑ってぐい、と思い切りの両脚を開かせた。
「なっ!」
途端は目を見開いてなんとか足を閉じようと膝をすり合わせてみるものの、意味は無かった。首を振ってすぐ後ろのスザクを振りほどこうとしても無理、はいよいよ顔を真っ赤にして二人を怒鳴りつけた。
「ふざけるな!やめろ!」
「やめないよ、言っただろ?お仕置きだって」
「貴様らに仕置きを受けるほどの失態などしていない!早く放せ!」
「そのお願いは聞けないな、…―ジノ早くしてよ、に逃げられちゃうよ?」
「スザクがしっかり抑えてれば大丈夫だろ、この部屋防音だし、気にすんなよ」
なんと卑劣な会話だろうか、はこれ以上ないほどの怒りに身を震わせ唇を強く噛み締める。
とにかくスザクの腕から抜け棚避ければ、そうしたらこの二人どうしてくれようか。一応ラウンズなんだから殺せはしないが金輪際ナイトメアの操縦が不可能なほど痛めつけてやるナイトオブワンにも許可を…
「ひっ!」
しかしそんなの恐ろしい思考は一瞬停止し、それから息を呑んだような声が彼女の唇から零れた。脇の下からの腕を拘束するスザクの手が器用にも彼女のインナーに指を差し込んだのだ。アーニャのタイプと似たようなインナーはジノのそれとは違いタンクトップの形をしているために、その隙間から指を入れたのである。つい、と柔らかい肌を滑ってからその指先はあろうことか彼女の乳房を滑った。
「なっ、やめろ!何処を触っている!」
「やっぱりデヴァイサースーツ着てるときも思ったけどあんまり大きくないんだね」
「っ!!」
「おいおい、そんなこと言うなよなー」
「でもすっごい柔らかいし、は元々肉付きが薄いから仕方ないよ」
するすると黒のインナーの中を動き回る指先、はふと視線を下に落として愕然とする。肌に密着していたはずのインナーはスザクが指先を動かすたびに皺を寄せ、まるでその中に生き物がいるような動きをしていたのだ。がいやいやと強く首を振ってもそれが彼の行動に支障をきたすことは無くついにその指先は彼女の下着を押し上げた。
「馬鹿スザク!いい加減にしろ!!」
「あーほらまた汚い言葉、は駄目だなあ、やっぱり身体で覚えてもらわないと、な」
と言いながらジノはジノで剥き出しになった白い太腿を嘗め上げた。ぞくぞくと背中が粟立つ、初めての感覚には戸惑うことしか出来ずにしかしスザクからの愛撫にも必死に耐える。ジノとスザクの行動の速さはほぼお同じだった。スザクが下着を押し上げ乳房に直に触れてる間にもジノは柔らかい太腿に舌を這わせたり唇で挟んでみたりと、好き放題に彼女の太腿を味わう。さすがに両手ではできないのだろう、スザクは執拗に彼女の右胸ばかりを愛撫した。柔らかく男の指や舌などを知らない乳房を掌全体で掴み、そして円を描くように揉み込む。掌で全体を揉みながらも親指と人差し指で突起を潰したり、摘んだり、スザクの愛撫は強烈だった。だがそちらばかりに意識を囚われていることは許されず、暫く太腿にキスマークをつけているだけのジノがふいにショートパンツに手を伸ばした。大きく開脚した状態で見せ付けられるようにあるショートパンツの生地を僅か引っ張り、素肌と生地の間に出来た隙間から指を差し込んだ。
「えっ、あっ、やだっ、やめろっ!…んっ!」
「ちょ、スザク、あんまり痛くしないであげてくれよ、多分初めてだろうからさ」
「お仕置きなんだからこのくらいしなきゃ、ていうか初めてなんだ?」
その割には感度がいいよね。耳に息を吹き込まれながら囁かれた言葉に肩が震える。必死に嬌声を漏らすまいと唇を噛み締めていてもスザクのあまりに器用な指使いに快感が引きずり出されてしまう。抵抗が弱まったのを見計らってスザクは左手もインナーに差し込んだ。膨れ上がる生地が淫靡だと思案しながら今度は両手でそれを揉み込む。顔を反らして快感から逃げようとする少女は妖艶で、スザクは勢い良くインナーを捲った。が大袈裟に肩を揺らして思い出したように抵抗を始めるが、剥き出しの突起を強く摘まれればそれは一瞬にして嬌声へと成り代わった。ジノの正面に突如晒された白雪の肌、小柄な乳房は可愛らしかった。
「んう、…ジノ、もスザクも、絶対っ、殺、すっ!」
「あーあ、折角可愛かったのに、もう知らないからね?」
「ジノ、」
「了解」
今まで乳房を弄繰り回していた手は再びしっかりとの両腕を拘束し始め、ついでにスザクの男性にしては華奢な指先は小さな口に突っ込まれた。突然の圧迫には侵入した指に食いちぎらんばかりで噛み付こうとするが舌の奥のほうを強く摩られその苦しさにぎゅう、と目を瞑った。大人しくなったのを確認したスザクは指先で上あごを撫で、指先を舌を絡ませたりと今度は小さな咥内までも犯し始める。飲み込みきれない唾液がてらてらと反射しながら彼女の口端を伝う様は異常なほどに厭らしく、ジノは暫しそれに見とれながらも漸く指先を動かした。両肘で彼女が太腿を閉じないように間で押さえながらの腰をさっと浮かせてショートパンツを下着とともに一気に膝まで脱がせる。が声にならない音で叫ぶもジノは笑うだけだった。
「んんんーっ!!んぐ、んぅ!」
「五月蝿い、」
「ふあ、んっ、」
声音を低くしたスザクがすかさず突起を抓ればくぐもった悲鳴は途端に小さな嬌声へと変わる。自分でさえまともに見たことの無い秘部をこれ以上ないほど晒され、は漸く涙を零した。それに気付きもしないでジノは目の前に晒された其処を嘗めるように見つめそっと指先で触れてみる。押さえつけられる肩がびくりと揺れ、それが妙に背徳感を煽った。徐々に秘部に顔を近づけていくジノには絶叫しながら最後の抵抗とばかりに咥内の指を追い出すように歯を動かしてみたがやはりそれは無意味な行為に終わった。べろり、とろとろと濡れそぼるそこをジノの舌が嘗め上げた。
「んああっ、」
の悲鳴が響き渡る。花弁をそっと指で開きながら愛液を吸い上げ、そして縮こまった膣内に舌を差し込んでみる。びくびくと震える太腿は既に抵抗の意は消えていた。それをいいことにジノは何度も何度も執拗に其処を舌で攻める。大好物の食べ物を前にされたような子供のように其処にしゃぶりついた。
「ふっ、っく、…んん」
ふいにあれほど抵抗していたから不自然な嗚咽が漏れてスザクはそっと指を引き抜く。はぐったりと身体を後ろのスザクに預けながら顔を俯けていた。不思議に思ったスザクが彼女の顔を覗き込むと、ぼたり、と水滴が白い腹に落ちる。
「…ふえっ、えっ、うぇっ、ん、ふ、」
顔を真っ赤にして瞳を硬く閉じては泣いていた。普段の彼女からは想像もできない姿に、の中心に顔を埋めたジノは驚いて顔を上げた。ぼたぼたと引っ切り無しに落ちる涙にスザクは目を丸くした。
「?」
「うっ、うっ、…も、やだぁ、」
信じられないほどの羞恥と感じたことのない快感に、は我を忘れ泣きじゃくった。ジノとスザクは一度を挟んで顔を見合わせるが此処まできて後戻りは出来ない。幼子のように泣く彼女に若干の罪悪感を抱きつつもジノはつ、と其処に指を埋めた。
「ひあっ、痛あっ!やだっ、いた、やあああっ、」
初めて異物を受け入れる其処はぎゅうぎゅうとジノの指を締め付ける。それでも勿論痛みは感じるのだろう、は目を見開いて悲鳴を上げた。甘く、そしてきつく指を締め付けられジノは中心に熱を感じながらも差し込んだ中指を膣内でぐるりと一回転させた。どろり、と溢れ出てくる愛液が潤滑油となり指先の動きを助ける。あ、あ、と母音を唇から零すの瞳は虚ろ気で普段の様子など垣間見せなかった。ふと、ジノの親指が少し上にある陰核を捏ねた。これ以上ないほど身体を震わせるにジノは納得したように、陰核を強く押しつぶした。瞬間だった。
「ひっ、あ、待っ…んああっ」
が短く悲鳴を上げて、それから濡れた肢体は今度こそスザクに委ねられた。ぴくりともしない少女、スザクがまさか、と顔を青ざめさせて彼女の顔を見た。
「嘘…」
少女はどうやらあまりに強いオーガズムに意識を飛ばしてしまったらしい。頬をぺちぺちと叩いてみても起きる気配は無くスザクは目を見開いた。ジノも同じだった。静かにの腕を拘束していた腕を解き、腕に収めてスザクは絶句した。
「ど、うしよう」
どうしよう、とはつまり高まりに高まった自身の熱のことだ。昂ぶったそれをしかし処理してくれるはずだった少女は既に意識を飛ばしているしまさかこんな惨めなことになるとは予測できなかった。それから各々、備え付けのトイレへ駆け込み結局自身の手で処理し終わった二人はすやすやと寝込むを目の前に彼女からの仕打ちに震え上がった。
翌日のラウンズの会議の際、は普段通りの振る舞いで書類に目を通していた。そんな彼女の様子にほっと胸をなでおろす二人だが、恐怖はすぐそこまで迫っていた。会議が終了してびくびくとが部屋から出るのを待つ駄犬二匹。書類を片手に部屋から出たはそんな二人を見ると恐ろしいほどの笑みを浮かべて一言。
「どうされたんですか?枢木卿、ヴァインベルグ卿」
にっこりと、音がつきそうな笑顔で。ジノとスザクは唖然とした。
「やだ、私の顔に何かついてます?」
「え、あの、?」
「何か?」
太陽のような笑顔というのはこういうことを言うのだろうか。微笑むにジノとスザクは目を白黒させることしかできない。ふいにアーニャがに声を掛けた。
「、さっきのプどうする」
「ああ、後で二人で食べよう、お時間があるならナナリー様も交えて、な」
が打って変わったようにアーニャには至って通常の態度。ジノがそっと少女の肩に手を伸ばした。
ばしいいん、と通常では考えられないような音が響いてジノの手は不自然な方向を向いていた。
「触らないでいただけます?ヴァインベルグ卿」
これまた眩しいほどの笑みで言ってみせたにジノはあまりの痛みに表情を歪めるどころか手を押さえて蹲った。何が起きたのか理解していないのだろう、スザクが慌ててに近づく。そして今度は聞き慣れた音。
「……え」
「枢木卿もですよ?私に触らないでくださいね?」
響いたのは銃声だった。豪勢な床に銃弾が煙を上げて埋め込まれていたのだ。爪先より僅か1センチほどしか離れていない場所に不気味なほど正確に放たれた銃弾。スザクはたらり、と冷や汗を垂らした。
「ちょっと、なんの音?」
「気にするな、モニカ」
銃声に驚く軍人を代表して寄ってきたモニカに小さく微笑んで見せては踵を返す。一方放心状態の枢木スザクとのたうち回るジノ・ヴァインベルグ。このあと作戦中にもナイトメアで危うく本気で殺されそうになったり、軌道が逸れたとか言って何度も何度も銃弾を撃ち込まれかけたりと二人は生きた心地がしなかったという。の逆鱗に触れただけでは済まされない行為、数日後ランスロットとトリスタンは各自の脚部が消えてなくなっていたという。(これにはロイドが絶叫していたらしい)
最終手段は
サドンデス
(「簡単には殺さないよ?痛めつけて自殺したくなるまで苦しめてやる!!」「、うるさい(もぐもぐ)」「どうかされたんですか?さん(もぐもぐ)」)
ごめんなさい出来心だったんです本当はリクされたのロロとルルだったんですがわたしてきにはどうしてもじのさんとスザクさんでやってみたかった…!ごみ箱にUPするか迷ったんですが結局こっちに。